2012/07/02

レポート:GLOCOMオープンデータ活用ハッカソン



日時:6月30日(土)-7月1日(日)
会場: 国際大学GLOCOMホール

エンジニア、コンサルタント、研究者、行政職員、地方議員など約30名が参加し、7チームにわかれて2日がかりで公共データを活用したサービス開発を行いました。その成果をご紹介します。
(※いずれも開発は終了していません)

1.税金はどこへ行った(最優秀プロジェクト)

URL: http://spending.jp/

スライド: 平成24年度横浜市予算データのLinked Open Data (LOD)化
http://www.slideshare.net/HiroyukiSato1/lod-for-yokohama-city-budget-plan
プレゼンテーション動画: http://www.ustream.tv/recorded/23687374


横浜市の実際の予算データに基づき、あなたの年収のうちいくらが市税で、それらが何の目的に使われているのか1日辺りの金額で可視化しています。英国のOpen Knowledge Foundationが開発したWhere Does My Money Go? の日本語版。データは横浜市の平成24年度一般会計予算を使用しました。

2.復興メーター

URL: http://orezeni.github.com/fukkou-meter/
スライド: https://docs.google.com/file/d/0B28NOIcafbHtODVvRTQ3M0swZWc/edit#
プレゼンテーション動画: http://www.ustream.tv/recorded/23687515

東日本大震災からの復興をの可視化に取組みました。まずは被災地のひとや復興事業に従事するひと、被災地の将来ビジョンを描くひとが元気になれる明るいデータを可視化しようということで宮城県市区町村の毎月と(2011年3月からの)累積の出生数を可視化しました。


3.CKAN日本語化プロジェクト

URL: http://data.linkedopendata.jp/
※日本語文書 http://wiki.ckan.org/Main_Page/ja
スライド: http://www.slideshare.net/u1_fukui/ckan-13505987
プレゼンテーション動画: http://www.ustream.tv/recorded/23686804

英国data.gov.ukなど、各国のオープンデータポータルで使われているデータ管理システム「CKAN」を日本語化しました。このソフトウェアも英国Open Knowledge Foundationが開発しました。フリー/オープンソース・ソフトウェアであるため、この日本語化により、政府・地方自治体等での活用が期待されます。

4.みどりマップ

URL: http://tidalwave.xsrv.jp/
※はるのみち公園近辺以外のリンクは整備中
住民プロット用デモサイト http://tidalwave.xsrv.jp/index_add.html
※ダブルクリックで樹木を追加できます。
kml版 http://jsurp2.sakura.ne.jp/midorimap/index.html
プレゼンテーション動画: http://www.ustream.tv/recorded/23687004

千葉県千葉市おゆみ野地域の街路や公園の木々を地図上に可視化しました。

5.みんなの地図帳(子供につくれる社会科マップ)

スライド: https://docs.google.com/open?id=0B28NOIcafbHtZ3BKbU5QWWMxcUU
プレゼンテーション動画: http://www.ustream.tv/recorded/23687204

子供に作れる社会科マップを作成し、神奈川県の実際のデータを用いて分析・プレゼンテーションしました。

6.LocalWiki日本語化プロジェクト

URL: http://www11113uf.sakura.ne.jp
http://localwiki.org/
プレゼンテーション動画: http://www.ustream.tv/recorded/23687617

地域版Wikiを簡単に立ち上げられるソフトウェアを日本語化しました。「ご自由にお試しください。Ubuntu packageにも日本語を含めてもらいましたので自分で設置して頂くことも可能です」


7.メンターバンク

プレゼンテーション動画: http://www.ustream.tv/recorded/23687809

女性無業者支援というテーマについて、横浜市におけるヒアリングなど、課題の整理とデータの探索を行いました。

ツイート

共通のハッシュタグは#glocomで行いました。下記のTogetterにまとめられています。
http://togetter.com/li/330409

Facebookグループ

参加者のFacebookグループ「GLOCOMオープンデータアイディアソン/ハッカソン」グループがあります。今後の予定などもお知らせしていきますのでよろしければご参加ください。
http://www.facebook.com/groups/397441130292931/

お礼

今回の会場提供、運営は国際大学GLOCOMがホストしました。2日間という長時間にわたりご参加いただいた皆さま、USTREAMやTwitter等から遠隔でご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。多大なるご協力をいただいた関治之さん、藤村良弘さん、川島宏一さん、野原志郎さん、ほかの皆さま、本当にありがとうございました!

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